肌寒くなってきましたね、今日の現場近くではカツラの木が葉を落とし、辺りはとてもいい香りに包まれていました。
河口湖南岸でやっと1回目のアレチウリ駆除活動、まずはシッコゴ公園、歩道に沿ったヨシ原にまとまって生育していました。ここでは、からめとり棒で高所のツルを落としたり手鎌で刈るなどしました。
途中、そばにいらした河口湖の漁協の方が、私たちが持ってきた駆除啓発ポスターを見ながらアレチウリ駆除活動についてご質問くださり、私たちもワカサギなど湖の資源保全の話をお伺いすることができました。アレチウリ一掃作戦が、水辺の魚たちの営巣地保全にも役立つよう、しっかり活動を継続しようと思います。
また、すぐそばに畑をお持ちの方ともアレチウリについてお話することができ、その方の畑の周辺に出てくるアレチウリ(富士山クラブでも活動したことのある現場)を毎日見つけたら抜いていると伺い、畑への侵入を防ぐためにも、こうして一人でも取り組む方がもっと増えたらいいなと思いつつ、どうやって啓発すればアクション増につながるのだろう...と解決していない課題に直面しました。
シッコゴ公園での活動後、ちょっと移動し八木崎公園へ。
八木崎公園は駐車場すぐわきの湖畔と、西側のビオトープのようなところにアレチウリが広がっていることを事前に確認していました。
ビオトープの方はすでに草刈りされており、今回駆除が不要な状態となっていましたが、そこから湖へ流れ出る水路に、ビオトープから流されて発芽したと思われるアレチウリ群があったため、駆除を実施しほぼ回収できました。
駐車場わきの湖畔は一面を見渡すことができ、見渡す限りアレチウリがヨシを覆っている状態、とにかく手鎌でツルをカットして回りました。
来年は南岸も結実前に実施して、繁茂面積を抑えていかれればと思います。また、次々と参加メンバーが道具を自作し持ってきてくれ、作業範囲が広がった事にここでお礼を言わせてください。今後は、これまでの活動経験を活かし、作業効率向上のために駆除方法を時と場合で使い分けていきたいと考えています。
ご参加くださったみなさま、いつも本当にありがとうございます。急なお知らせではありますが、皆さんを「プロ認定(アレチウリ駆除活動)」したく、ご査収ください。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
回収成果 アレチウリ(八木崎公園の一部か所)14.2kg
駆除範囲 シッコゴ公園308平方m
八木崎公園659平方m
今後の活動スケジュールは >>こちら
次回10/23日が、今年度最後の一掃作戦になります。ぜひぜひ参加ご協力お願いいたします!
アレチウリ駆除の仕方は富士河口湖町HPにも掲載されています。ぜひご参考になさってください。
感謝:2021年度READYFORクラウドファンディング寄附、応援くださった皆様
河口湖アレチウリ一掃作戦実行委員会:
富士河口湖町環境課、山梨県富士山科学研究所、山梨県富士山レンジャー、認定NPO法人富士山クラブ