12月5日(日)、富士五湖文化センター(ふじさんホール)にて山梨県富士山科学研究所主催の国際シンポジウムが開催されました。
今回は「富士山登山における噴火時の安全確保」をテーマに、様々な分野のお話を聞かせていただきました。
富士山クラブ理事長の野口も登壇し、自身が2015年に経験したネパールでの地震や、富士山における活動の中で感じたことなどを踏まえ、「伝える=伝わる」ではない。登山者や観光客などに火山の危険性を正しく伝えることが重要と話しました。
今回のシンポジウムを通して、富士山登山に関する安全確保や、火山の危険性に関する情報伝達の重要性など改めて考える機会となりました。
富士山クラブの活動の中でも、噴火時の対応や、活動時の安全確保について再確認するとともに、火山の危険性や万が一に備えることの大切さを伝えていきたいと思います。
写真提供:野口健事務所